クミン美術科物語り＿5

デッサン、油絵、デザイン....とくれば...
次は日本画！

ばってん...
1年生だったとかな〜？
な〜んか、違う感じ！　　　まぁ〜よかたい！

絵の具は、固形のものだったばってん...
胡粉をゴリゴリ...　あれは、はじめてだったけんちょっと新鮮！
ちゃんと意味ば理解しながらやっとたかどうかは...あやしかばってんね〜

モリモリの油絵の具は、憧れだったばってん
日本画は、よ〜わかっとらんだった...


そっが、初めてやってみてすごーく自分にあってるような...
なんか、好きだった〜
色の重ねとか発色の感じとか...気分が良か感じたい


ばってん好きだったとに専攻はせんかった
画家になる気も、大学に行く気もなかったし
近い将来の事は心の中に決めとったけん...
それには、デザイン専攻がよかとかな〜〜〜って、なんとな〜く思たけんね〜

ばってん、結果...高校の時の専攻はどっちでもよかったとよ〜
大学に行かんなら特にね〜
だけん日本画にしとけばよかった〜と、ちょっと...ね
そんときしかでけん経験がきっと出来たとよね〜


そぎゃん言いながらも
ファッション系だけん専門学校のデザイン授業では、チューブじゃなかポスタカラーにびっくりされ、（同級生に）
溝引きや、烏口ばホイホイ使える事にびっくりされ、（先生に）
課題の早さにびっくりされ...（み〜んな時間内に出来けんで宿題ばってん、私は時間の余っとた〜）
いわゆるスタイル画だけじゃなくて、平面構成で生地デザインとかもあったとたい


デザインでん日本画でん良か時間だったこつはまちがいなかばってんね〜